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女子サッカー アメリカ代表 ミーガンラピノー [告白]

女子サッカー アメリカ代表 ミーガンラピノー

サッカー女子の決勝で、アメリカ代表は日本代表(なでしこジャパン)を2―1で破り、五輪3連覇を達成しました。

アメリカ代表のメンバーの一人、ミーガン・ラピノーが五輪開幕直前、自分が同性愛者であると告白し、話題を呼びました。



27歳のMFミーガンラピノーはずっと同性愛者であることを隠して代表のメンバーとして活動してきたのです。そのことはずっとミーガンラピノーを苦しめ続けてきました。
ミーガンラピノーはすっきりしない気持ちでプレーを続けてきたのです。


ミーガンラピノーは女子サッカーのアメリカ代表としてロンドンを戦う前が絶好の機会として一大決心の下、告白することにしました。その日は7月9日。告白はアメリカの雑誌に対してなされました。


相手は豪州の女子サッカー選手とのことです。


日本との決勝を控えた記者会見で問われたミーガンラピノーは「(告白して)肩の荷が下
りました」と語りました。

「同性愛を公にするアスリートはまだ、そんなには多くはない。私はそうすることが大事だと思った。今は本当に楽しんでサッカーができている」


言葉通り、ミーガンラピノーは今大会は全6試合に先発し、主力として優勝に大きく貢献しました。特に、延長戦までもつれ込んだ準決勝のカナダ戦では自ら2得点を挙げて、チームを救いました。決勝の日本戦でも57分に交代するまで、気迫あふれるプレーで仲間を引っ張り、ミーガンラピノーの存在を広く知らしめました。

同性愛に対する世間の偏見は実はアメリカでもまだまだ根深く、周囲の理解が必要だそうで「周りがポジティブに受け止めてくれてよかった。(公にした)私の決断を尊重してくれた」と告白したことをミーガンラピノーは前向きに捉えています。

今後も様々な場面で注目を集めそうですが、本人は自然体を貫くつもりです。

「世間の模範となる必要はないと思うけれど、スポーツ選手は、メディアの関心を呼ぶ存在であることはわかっている。いい意味で周りに影響を与えることができるのならうれしいわ」

ミーガンラピノーの勇気ある告白に拍手を送ると共に同選手がいっそうの活躍を続けて行ってくれることを期待しています。



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